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書くのが遅い原因は、手じゃなく口のせいだった!

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皆さん、こんにちは。矢萩あきです。

最近、文章が早く書くないようになってきました。

もともと遅い方だったのに、さらにスピードダウンしている感じ。

今までは朝のうちに書き上げていた量が終わらずに夕方や夜、次の日までずれ込み、夕方や夜に書けていたものが手つかずのまま次の日に持ち越しになっていってます。

歩くときに足が思っているより上がらなくなっていることは自覚していましたが、手の動きにも老化の波がやってきたのか、と思い始めていました。

でも真相は違うかもしれない、と思ったお話です。

私は数年前から、Web向けの記事を作成する仕事をしています。

さっき調べてみたら、最初の仕事のファイルは2011年12月に作成したものでした。

脳性まひの障害はもちろん手にもありますから、タイピングが健常者より遅いのは仕方がないこと。

それでも「何も仕事をしないでいるのはイヤ!」と、始めた仕事です。

記事作成の仕事も慣れればスピードアップできるだろう、と最初は思っていたのですが、なかなかそうは思ったように、早く書けるようになりませんでした。

文章術の本やネット記事を読んでも、あまり効果が出ない…。

これは障害のせいでタイピングが遅い意外にも何か他に欠陥がある、と感じてはいたものの、本当にそうかどうか分からず、ずっとモヤモヤしていました。

でも、つい最近やっと原因がわかりました。

私は自分が言いやすいように文章を書こうとしていて、そのせいで遅くなってしまっていたんです。

私には言語障害があるので、上手く話すことができません。

その中でも比較的に言いやすくてスムーズに発することができる言葉や文章、反対に言いづらい言葉があって、たぶん私は無意識のうちに自分が言いやすいものをセレクトして喋っています。

文章を書くときも同じことをしようとして、でも話すのと違って瞬時の判断ができなくなってしまう、文字にすると何か変だと迷い始めてしまっているよう。

***

たとえば少し前に書いた「何も仕事をしないでいるのはイヤ!」という台詞、たぶん私が口で言うのだったら、「何も仕事しないのはヤ」になると思います。

サ行は言いにくいから最初に発音したくないな、とか、イヤはヤで通じるんだから1音で済ませて省力、とか、無意識でやっています。

でも文章を書くとき、そうした無意識にやっていることは邪魔になるんですね。

「何も仕事をしないでいるのはイヤ!」であろうが「仕事を何もしないでいるのはイヤ!」であろうが、「イヤ」であろうが「ヤ」であろうが、あまり関係ないことなんです。

このどうでもいいことについて考え、いろいろといじくり回して、そのあげくに結局は最初に書いたとおりに戻したりするのですから、時間がかかるのは当たり前ですよね。

こんな無駄なことを7年以上も続けてきたのかと思うと、本当にもったいないし、情けない…。

でもせっかく気づいたのですから、これからはこの弱点を克服して、サクサクと文章作成できるようになれると良いな♪

でもでも、遅くなってきている問題は、やっぱり手の老化…汗。

 

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